空手道

賢友流とは

賢友流は昭和14年に友寄隆正が創流したもので、伝統の古さにおいては斯界の名門の一つに数えられています。
摩文仁賢和先師が糸東流創称(昭和8年)するに当たり、その最高弟として流業に著しく貢献する。
隆正は更に研究を重ね大いに悟るところがあり、自己の研修せる技法を組立てるに至った。
賢和老師はこれを認可、一流を許した。流名は摩文仁賢和の「賢」をいただき、友寄の「友」を組み合わせて、その拳法を賢友流と命名する。

 

道場訓 五ケ条

  • 一、人格完成に努むること

    空手道の目的とは、技術等だけを習得するのではなく、自分の心を磨き、正直で正義感のある親切な人、社会に役立つ人になるために努力できる人間になると言うことです。
  • 優しく暖かい心を持って、困っている人や弱い立場の人に対して、親身に助けてあげられるような人、正しいと思うことや世の中の為になることを率先してできるように、そして人から与えられる幸せよりも、自分からしてあげると言うことを幸せだと思える人間になるために努力しましょうと言う教えです単に強くなり試合に勝つだけではなく、つねに稽古し修行することが大事なのです。

    一、誠の道を守ること

    自分や他人に対し、誠実に真心を持って接しましょうということで、善悪をみきわめ善に励み、うそや人の悪口・陰口を言ってはならないというこを説いてます。つまり、決められたルールやモラルを守り、人に迷惑をかけたり道徳に反する行為は、絶対にしてはいけないと言うことです

    一、努力の精神を養うこと

    「天才は1%の才能と99%の努力」とよく言われ、また「名人も人なり、我も人なり」とも言い、何事も努力無しでは実らないということです。日々の稽古や厳しい練習は、我慢することと耐える力を養います「やっても無駄だ、あきらめよう」などと思わずに、努力は必ず報われると信じましょう

    一、血気の勇を戒むること

    暴力や喧嘩をしてはいけないということです。「空手に先手なし」と言い、空手を暴力に使ってはいけないということを説いています。先に暴力を振るうようなことや、乱暴で無謀なことをしてはいけないということです。ただし、相手の不正な暴力によって家族や仲間、大事な人などが危険にさらされたときだけは必要最小限の技を活用しましょう。

    一、礼儀を重んずること

    空手は「礼に始まり、礼に終わる」と言われています たとえば、道場(体育館など)に入ったり出たりする時には、そこに人がいようがいまいが礼をします。これは、自分がここで稽古できるまでに関わってくれた人たちに対し、感謝の気持ちを礼という形で表現することなのです。そして、稽古以外でも礼儀を忘れるようでは空手をやる資格はありません。特に両親や先生方など目上の方に対しては、尊敬の気持ちをこめて自分から率先して大きな声で挨拶をして感謝の心を表すようにしましょう。